当サイトについてご意見・ご質問などがございましたらお気軽にお尋ねください。
取材や写真、雑誌掲載も快くお引き受けいたします。

牧場チャンネルTOP  >  牧場レポート  >  井ノ口牧場  >  井ノ口牧場Q&A
牧場レポート
井ノ口牧場  Q&A
Q.牧場はいつからやられていますか?
 A.この場所は昭和53年からです。以前は安土町大中で5年やっていました。
Q.どのようなことに気をつけて飼育されていますか?
 A.牛舎に敷いてるおがくずをこまめに換えたり、一頭一頭の健康チェックを毎日かかさず行っています。
Q.素牛はどこから導入されていますか?
 A.和牛は主に九州の宮崎が多いです。ちなみにすべて去勢です。F1は北海道などからです。
●去勢とは?F1とは?
去勢とは、睾丸を除去したオス牛のことです。
睾丸を除去する理由は、気性の荒さをとることです。
また除去しないと肉質に悪影響を与えるとも言われています。
F1とは、和牛の父親とホルスタインの母親から産まれた牛のことです。
Q.牧場や飼料など、こだわりの部分をお教えください。
 A.やはり牛への影響が大きい飼料は素材(天然)にこだわって、日々配合、量に気を使っています。
●ジョークを交えながら牛への熱い思いを話す井ノ口氏。
隣は立ったまま寝ている松井氏
Q.牛の排出物はどうしていますか?
 A.乾燥させたあとで肥料にしています。
Q.いままででいちばんうれしかったことはなんですか?
 A.一生懸命育てた牛が高く評価されたときは感無量ですね。
Q.逆にいちばん辛かった、または苦しかったことはなんですか?
 A.牛の病気が一番こたえます。あと牛の頭数が多いので排出物の掃除も大変です。それと、秋の稲わらの収穫時期の確保は毎年大変なんです。
●牧場前の田んぼはまるで計ったような正確さで苗が植えられていました。
Q.この仕事にかける思いや夢、これからの展望をお聞かせください。
 A.F1から和牛への比重を増やしたいですね。あとは・・・息子があとを継いでくれればいいのですが・・
Q.当店のお客さまにメッセージをお願いします。
 A.安全な近江牛をもっと食べていただきたいです。
鷲尾特派員の感想
常においしい肉づくりのことを考え、並々ならぬ努力、苦労をされ、困難に立ち向かっている姿が印象的でした。
自分のことだけではなく、業界全体の活性化を願っている井ノ口氏、牛にかける情熱を感じずにはいられませんでした。

ページトップへ