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牧場レポート
八田牧場  Q&A
Q.和牛に力を入れ始めたのはいつからですか?
 A.和牛は平成3年から始めています。
今年で17年目になります。
妻と80代の両親に応援してもらって 4人で心を込めて育てています。
Q.どのようなことに気をつけて飼育していますか?
 A.毎朝、息子や孫を育てるように、声をかけて牛とコミュニケーションをとりながら育てています。
牛たちの顔や目、全体の様子を見て、体調の良し悪しを見極めるよう心がけています。
いつも牛の気持ちになって、暑いかな?寒いかな?よく食べ、よく寝れてるかな?と気配り、目配り、心配りしています。
Q.素牛はどこから導入していますか?
 A.最近は九州の宮崎、熊本からの導入が多いです。
鷲尾特派員によるインタビューに答える八田氏。
取材後の鷲尾特派員の感想・・・とってもキレイな牛舎で、牛も落ち着いていて居心地がよさそうでした。
八田さんのおだやかな人柄が牛に伝わっているようでした。
Q.牧場、飼料、なんでも結構です。自慢できるところをお教えください。
 A.飼料については、自然のもののみを使っています。
飲水は浄化装置を導入し、私たち人間の飲み水以上にキレイな水を飲んでいるんですよ。
換気にも十分注意しているので、大中のおいしい、きれいな空気をいっぱい吸っています。
大中の青い空と緑に囲まれた一面もみて育っています。
最近は、ストレスがたまらない工夫として、モーツアルトを聞かせたりしています。
このように牛にストレスをかけさせないよう良い環境作りを心がけています。
写真は自慢の自動飼料システム
Q.牛の排出物はどうしていますか?
 A.発酵処理したあとに、ビニールハウスで天日乾燥させて肥料にしています。
肥料は野菜や米のための肥料として販売しています。
自然のものを食べ、おいしい水を飲んでいて、さらに肥料も天然、自然と環境にやさしい取り組みを目指しています。
牛舎から見える風景。環境のすばらしさに思わずウットリ・・
Q.いままででいちばんうれしかったことはなんですか?
 A.2003年、2006年と2度にわたり 「近畿東海北陸連合肉牛共進会」においてチャンピオン牛をださせていただいたことです。
また農林水産大臣賞をいただいたこと 身に余る感謝でした。
何よりもご指導や応援してくださった方々、共に大中で牛飼いに励んでいた仲間の皆に、大きな自信と喜びをもたらしてくれました。
本当にうれしかったですねえ。
Q.いちばん辛かったこと、苦しかったことは?
 A.今、エサ代の高騰で苦しんでいる真っ最中です。
今が正念場だと思ってがんばっています。
大切に育てている牛が、ケガをしたり、病気になったり、そのときは家中が心配で気が気ではありません。
相反して、元気になってエサをモリモリ食べるようになった時の喜びは格別なものがあります。
Q.この仕事にかける思いや夢、今後についてお聞かせください。
 A.和牛の飼育頭数を現在の倍の60頭位まで増やしたいですね。
できれば息子にバトンタッチできれば理想です。
「仁左ェ門&息子の名&孫の名」のブランドでさかえやさんから、全国の皆さんにおいしいお肉を買っていただける日がくることが夢です。
近江牛のなかでも「八田牧場のお肉」と指名されるまで一生懸命、牛飼いを続けます。
Q.当店のお客様にメッセージをお願いします。
 A.まごころこめて、お客様に喜んでいただける「安心、安全」な牛たちを一生懸命育てています。
わたしたちの心が、おいしい牛肉を通じて、お客様1人1人の幸せとご満足につながることが何よりもの願いです。
良い血統と、良い伝統と良い環境と愛情いっぱいで育った八田牧場の牛肉!!
ぜひ、ご賞味ください。

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